サイバーディフェンス社からの情報によると、ヒューレット・パッカード社のHP-UXが実装しているTCPネットワーキングプロトコルで、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、DoS攻撃を受ける可能性がある。これは設計上の欠陥である。同社はこの脆弱性の詳細をリリースしていないが、複数のICMPの脆弱性に対するPath MTUの攻撃方法を解決したようである。攻撃者は、タイプ3「Destination Unreachable」でコード4「Fragmentation Needed and Don't Fragment Set」のICMPメッセージを偽装することにより、MTUの値を低下させることができる。この攻撃が複数回実行されると、パケットのサイズが100バイトまたは10バイトにまで低下して、接続の速度が急激に低下する。