HP-UX ver 11.x のPath MTU DiscoveryにICMPの問題によりDoS状態が発生する脆弱性が存在 | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

HP-UX ver 11.x のPath MTU DiscoveryにICMPの問題によりDoS状態が発生する脆弱性が存在

サイバーディフェンス社からの情報によると、ヒューレット・パッカード社のHP-UXが実装しているTCPネットワーキングプロトコルで、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、DoS攻撃を受ける可能性がある。これは設計上の欠陥である。同社はこの脆弱性の詳

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サイバーディフェンス社からの情報によると、ヒューレット・パッカード社のHP-UXが実装しているTCPネットワーキングプロトコルで、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、DoS攻撃を受ける可能性がある。これは設計上の欠陥である。同社はこの脆弱性の詳細をリリースしていないが、複数のICMPの脆弱性に対するPath MTUの攻撃方法を解決したようである。攻撃者は、タイプ3「Destination Unreachable」でコード4「Fragmentation Needed and Don't Fragment Set」のICMPメッセージを偽装することにより、MTUの値を低下させることができる。この攻撃が複数回実行されると、パケットのサイズが100バイトまたは10バイトにまで低下して、接続の速度が急激に低下する。


※この情報は株式会社サイバーディフェンス( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。
サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については下記のアドレスまでお問い合せください。
 問い合わせ先: scan@ns-research.jp
 情報の内容は以下の時点におけるものです
 【19:16 GMT、5、26、2005】
《ScanNetSecurity》

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