米America Online社は、セキュリティを強化したWebブラウザ「Netscape 8.0」正式版を発表した。オープンソースWebブラウザの「Firefox 1.0.3」をベースとして開発された同ブラウザは、サイトに応じて自動的かつスムーズに「Firefox」と「Internet Explorer」の両レンダリングエンジンを切り替えることが可能。また、ユーザーがサイトを訪れた際には、ウイルス、フィッシング等の疑いがあるサイトを掲載した「black list」と、米VeriSignやTRUSTeの認定を受けた安全なサイトを掲載した「white list」を自動的に参照し、ウイルスやスパイウェア等の脅威からユーザーを保護するようになっている。他にも、統合RSS、フォームやパスワードの入力管理といった機能を備える。現在、米Netscape Communicationsのサイトより無償ダウンロード可能。最新バージョンは8.0.1。 http://media.aoltimewarner.com/media/cb_press_view.cfm?release_num=55254376