事件は、リーダーのオラジオ・レンボ(35歳)を中心に、ニュージャージー州政府の公務員、銀行員7名など10人が共謀して犯行を行っていた。顧客情報への不正アクセスがあったのは、ニュージャージーに本社を置くコマースバンク、PNC Bank of Pittsburgh、ノースカロライナ州に本社を置くワコビア、そしてバンク・オブ・アメリカだ。レンボは口座あたり10ドルで、口座番号や残高などの極秘情報を買い取っていた。証拠書類には、印刷された顧客データ全体、数件が含まれる。そして集めたデータを、40件以上の取立業者や弁護士事務所に売却していた。