丸善株式会社は5月19日、同社が発行するメールマガジンの購読者1万6,233人にウイルス感染メールが送信されたと発表した。また、ウイルスメールが転送されていることを指摘するメールが、会員すべてに転送されるという二次トラブルも発生した。感染していたウイルスは「NETSKY」系のワームで、Windowsの「不適切な MIME ヘッダーが原因で Internet Explorer が電子メールの添付ファイルを実行する(MS01-020)」のセキュリティホールを悪用し、感染すると大量メール送信を行う。同社では、メールマガジンの発行日を延期した際に、メーリングリストの設定を送受信可能な状態に誤って設定してしまったことが原因としており、問い合わせ窓口を設置して対応している。