日本コモド株式会社は5月10日、PKIベースのフィッシング詐欺対策ツール「Enterprise CVC ソリューション」の開発に着手したと発表した。本製品は、PKIをベースに、企業のブランドロゴとそのロゴが掲載許可されているURLを特定、関連づけすることで、信頼できるWebサイトであることを証明する。従来のWebサーバ関連のフィッシング対策ソリューションの多くは、自社のWebサイトから他の不正なWebサイトへ誘導された場合しか効果を発揮しないため、メールや不正なサイトから直接フィッシングサイトに誘導された場合にはユーザを保護できない。しかし、本製品では自社のWebサイトに限らずインターネット上のすべてのフィッシングサイトからユーザを保護することが可能となる。同社では今後、日本市場向けにローカライズを進め、7月を目処に商品化を目指す。 http://www.comodojapan.com/news/20050510.html