サイバーディフェンス社からの情報によると、McAfee社のアンチウイルス製品で使用されているスキャンエンジンに、リモートから攻撃可能なバッファオーバーフローが見つかった。これにより、実行中のアンチウイルスプロセスがクラッシュしたり、アンチウイルスプロセスを実行している権限で任意のコードが実行される可能性がある。この脆弱性は、スキャンエンジンに組み込まれているLHAファイル解析機能に存在する。LHAで圧縮されたファイルは解凍後にスキャンされるが、ファイルの解凍前に解析モジュールがメインおよびローカルの両方のヘッダファイルを読み込み、適切な境界チェックを実行する設計になっている。報告によると、不正なLHAファイルを処理すると非常に多くのデータがスタックバッファにコピーされるため、オーバーフローが発生する。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【07:10 GMT、3、23、2005】