エントラストジャパン株式会社は、乱数表を用いた二要素認証技術のセキュリティ新製品「Entrust IdentityGuard」の販売を開始した。本製品は、ユーザ毎に異なる乱数表を配布し、認証時には行列で指定した乱数表上の数字をサーバに送ることで本人認証を行う認証ソフト。乱数表上の英数字の組合せは天文学的な数字であり、要求される行列が認証の度に変わるため、ID/パスワードに比べ高度な認証強度が実現可能。また、使い方を利用者が理解しやすいなど、利用者側の負担が少なく、容易に導入することができるのが特徴。Webサービスに対応したJavaツールキットも用意されており、フィッシング詐欺で問題となっている詐欺メールを防止するメール送信者証明等にも応用できる。価格は10万ユーザで1ユーザあたり420円。サーバ価格は315万円。http://www.entrust.co.jp/news/2005/0224.html