サイバーディフェンス社からの情報によると、トレンドマイクロ社のスキャンエンジン(VSAPIアンチウイルスライブラリ)の複数のバージョンに、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、プロセスがクラッシュし、任意のコードが実行される可能性がある。この脆弱性は、ARJの解凍処理部分に存在する。ARJ圧縮ファイル解析モジュールは、メインおよびローカルヘッダのファイル名を処理するときに、境界チェックを実行しない。このため、不正なARJファイルが渡されると、メモリのヒープ領域がバッファオーバーフローし、任意のコードが実行される可能性がある。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【17:52 GMT、2、24、2005】