サイバーディフェンス社からの情報によると、複数のベンダが実装しているLinuxカーネルにローカルで攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、カーネルメモリの大部分がアクセス可能となり、システムが乗っ取られる可能性がある。これは設計上の欠陥である。この脆弱性はファイルオフセットポインタの処理部分に存在し、特に64ビットと32ビットの変換処理時に発生する。多くの競合条件が存在するため、ローカルでカーネルメモリの大部分にアクセスされる可能性がある。使用しているファイルシステムには関係なく、64ビットおよび32ビットのプラットフォームが当該問題の影響を受ける。※この情報は株式会社サイバーディフェンス ( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。 サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については 下記のアドレスまでお問い合せください。 問い合わせ先: scan@ns-research.jp 情報の内容は以下の時点におけるものです 【18:26 GMT、1、16、2005】