国内最大のセキュリティ情報サービス "Scan Security Wire"(バガボンド社)は、国内企業サーバの実態調査結果を収録した「SCAN Security Alert」を発表した。 今回の調査は、国内の企業サーバ(co.jp ドメイン)を対象とし、そのサーバのOSとwebサーバのバージョンなどを調査したものである。 調査は、国内のすべての企業サーバ約17万件が対象となった。 国内サーバ群に対するこの規模での網羅的な実態調査は、ほとんど行われえたことがない貴重なものである。 Scan Security Wireでは、本情報の要約を広く一般に配布する他、詳細なデータと17万件のデータベースを、3月29日まで期間限定で 50万円で有償配布する。(有償配布の詳細は Scan Security Wireにメ−ルでお問合せください) 調査項目は、サーバで用いられている OS 、webサーバアプリケーション、事業者である。 その結果、全体としてわが国の企業サーバ群は、危険な状態にあるものが多いといえることがわかった。 概要は下記であるが、詳細な結果については、添付別紙を参照。 ・web サーバアプリケーションのシェアは、Apache 83% 、IIS 9% ・OS のシェアは、Solaris が40%、Linux が30%、Windows が 14% ・全体の60%以上が外部のアウトソーシングを利用 ・サーバ事業者シェアのトップは、OCN 、2位シェアサイト、3位GMO ・全体の90%以上が、古いバージョンのソフトを使用 ・攻撃を受けた場合に乗っ取られやすい、きわめて危険なサーバは約3万台20% 弱 ・ワーム被害の拡大は、離れた生きているIPアドレス探索方法で変わる* 媒体社のみなさま向けの詳細なデータの提供も別途行っております。お気軽にお問合せください。【連絡先】・Scan Security Wire 編集部(株式会社バガボンド) ネットワークセキュリティの分野では、我が国最大級の発行部数のメールマガジン Scan Security Wire などをはじめとする総合的なセキュリティ情報配信を行っている。 海外提携先や独自の調査ネットワークからの最新情報には定評がある。ごく最近も認証サービスの偽装脆弱性に関する情報を発表した。 URL : https://www.netsecurity.ne.jp/ http://www.vagabond.co.jp/ http://shop.vagabond.co.jp/m-ssw01.shtml e-mail : scan@vagabond.ne.jp PHONE : 03-3464-2911