サイバーディフェンスからの情報によると、マイクロソフト社のInternet Information Services (IIS)webサーバのバージョン5.0、5.1及び6.0に含まれているWebDAVモジュールで、リモートからDoS攻撃を受ける脆弱性が見つかった。これにより、システムリソースが大量に消費され、DoS状態が発生する可能性がある。マイクロソフト社のIISは、WebDAVの要求の際に、各XML要素で指定される属性の数を適切に制限しない。これにより、攻撃者は不正なHTTPメッセージをIIS webサーバに送信し、大量のXML属性を処理させることができる。IISサーバがシステムリソースを100%使い果すと、システムが停止する可能性がある。