日本電気株式会社は10月1日、レーザプリンタでの文書印刷プロセスに関わる情報漏洩対策の商品体系として新たに「iPrinting.Secu」を確立し、その構成ソフトウェアである「認証印刷モジュール」を同日から販売開始したと発表した。認証印刷モジュールは、情報漏洩対策用のデスクトップセキュリティシステムとして普及しているソリトンシステムズの「SmartOn NEO」と業界で初めて連携、印刷プロセスにICカード等による認証プロセスを組み込むことで、紙文書印刷まわりの情報漏洩対策を実現する。また、無出力状態が一定時間続いた場合に印刷データを削除したり、印刷伝送路の暗号化、印刷の各種ログ採集などの機能も装備される。さらに今後は、印刷管理ユーティリティの提供や出力文書に対するトレーサビィリティ強化が予定されている。http://www.nec.co.jp/press/ja/0410/0105.html