ソフォス株式会社は6月1日、2004年5月の「月間トップ10ウイルス」を発表した。このランキングは、世界規模でのウイルス報告数をパーセンテージでまとめたもので、5月は「W32/Sasser」が全体の51.1%を占めてトップとなった。また、2位から7位までは「W32/Netsky」の亜種が独占し、亜種すべての合計は27.5%となる。同社では、あらゆるレベルでのウイルス対策の実行やファイアウォールの設定だけでなく、オペレーティングシステムのアップデート、スタッフ教育などセキュリティ関連ポリシーの策定など、堅固な防衛策をとることが必要としている。また、5月の新規ウイルス959種を検知、駆除対応し、合計は90,811件に達した。http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20040601topten.html