先週の RSA カンファレンスで Bill Gates 氏は Microsoft のスパム対策計画を発表した。その中で注目すべきは、同社の Co-ordinated Spam Reduction Initiative(CSRI)と呼ばれるスパム対策計画と電子メールに施す技術提案でそれは所謂、電話業界のコーラ ID システムのような技術だ。
CSRI には、ポリシーおよび技術インフラの変更に関する概要が含まれており、具体的には、コーラ ID システムを導入することで、通常スプーフィングと呼ばれる "From" アドレスを偽装した電子メールが蔓延するのを阻止しようとするものだ。
Microsoft は CSRI を メールの正規の送信者が自身ドメイン名をスパマーにより不正使用されないようにするメカニズムと説明している。