米RSA Securityは2月2日、カンザス州捜査局(KBI)が犯罪捜査と犯罪者追跡システムのセキュリティに「RSA SecurID」二要素認証ソフトウェアを採用したと発表した。KBIではカンザス州各地に複数の支部があり、膨大な犯罪および犯罪者データベースを管理している。このような膨大な量の機密データに容易にかつ安全にアクセスするためには、アイデンティティ管理とアクセス管理が不可欠であり、KBIは今回、セキュア・リモート・アクセスを確立する「Check Point VPN」と、ネットワークを保護しデータベースにログインするリモート・ユーザのアイデンティティを検証する「RSA SecurID認証ソリューション」の2つを導入した。RSA SecurIDの採用により、犯罪および犯罪者の情報に安全かつ素早くアクセスできるようになり、また、システムに含まれる人々の保全性とプライバシーの保護が可能となった。http://www.rsasecurity.com/japan/news/data/200402021.html<本記事はセキュリティ・ニュースからの転載です>