IT-Analysis2004年1月12日 10:46 GMT Bloor Research 社の Fran Howarth 氏によると、セキュリティ会社の Pinkerton 社は毎年、企業がその年に直面した脅威に関する調査報告書を発表している。 その脅威に関するランキングで、過去 7 年間のうち 6 年間で 1 位になったのは職場での暴力。過去 5 年間のうち 4 年間で 2 位にランクされたのは、企業が認識した事業継続障害もしくは事業継続計画だった。 しかし企業は、災害に見舞われた時の対策についてどの程度真剣に議論しているのだろうか。Compass Management Consulting 社は最近、英国のほとんどの企業が物理的もしくは電子的災害がもたらす危機に対して準備不足であると報告している。 Compass 社の調査報告書によると、FTSE 100 社のうち調査対象の企業数は明らかにされていないが 98% が適切な事業継続計画を持っている。そして過去 5 年間で IT 関連の災害を経験した企業の 3 分の 1(調査対象企業の 58%)のみが問題を解決する適正な事業継続計画を持っておりその措置を使用した。事業継続計画の一部として導入したその措置を使用した企業でさえも適切に被害を阻止することができず、回答者の 71% が未だにその影響を受けていると答えた。[情報提供:The Register] http://www.theregister.co.uk/ [翻訳:関谷 麻美](詳しくはScan本誌をご覧ください)http://www.vagabond.co.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec