英クリアスウィフトは10月6日、スパムメールの傾向を月刊で紹介する「スパムインデックス」第4号の調査結果を発表した。今回の9月に行った調査では、ヘルスケア分野と詐欺商法関連のスパムが大幅に増えており、全スパムメールの大半は直販製品の販売を対象としたもの。この中で注目すべき点として、多くのスパムメールに、潜伏活動するスパイソフトウェアの購入を勧誘するものが含まれていることを挙げている。先日、マイクロソフトがチャットルーム閉鎖を発表した後、「スパイソフトウェアでインターネットを使うお子様を監視しませんか」という件名でスパイウェアの導入を促す詐欺メールが出回った。このような脅威に対してクリアスウィフトが提供する電子メールフィルタリングソフト「MAILsweeper for SMTP」は、spamActiveサービスにより、コンテンツ層でのテキスト分析や最新のスパムパターンと組み合わせ、スパマー集団から送られてくる最新のスパムをブロックすることができる。