米RSA Securityは9月10日、ペンシルベニア州立大学(PSU)が管理システムへの無認可アクセス防止に二要素認証ソフトウェア「RSA SecurID」を採用したと発表した。今回の導入により、高速インターネット接続を利用してリアルタイムで学生の成績と大学の記録にアクセスできるほか、データのプライバシーと整合性を守る。PSUの職員は一人一人にトークンが割り当てられ、それが60秒ごとに予測不能な新しいコードを生成し、職員はその番号と本人だけが知っているPINとを組み合わせることによって、保護されたリソースにログインする。また「RSA SecurID」は、高等教育・研究機関のITシステムをターゲットとしたハッカー、破壊活動、サイバー犯罪から、学生の個人記録、成績、その他重要な管理情報の機密を保護する役割も果たす。http://www.rsasecurity.com/japan/news/data/200309101.html<本記事はセキュリティ・ニュースからの転載です>