英Baltimore Technologies社は、香港の郵政公社が新規に発行する香港IDカード(スマートID)に埋め込まれる電子証明書「e-Cert」の発行および管理を行う認証局システムとして、同社の「UniCERT」が採用されたことを発表した。「スマートID」は、香港の全住民が現在所有している紙ベースのIDに代わるもので、香港のすべての住民は将来的に、これを利用して政府機関と電子情報のやりとりを簡単かつ効率的に行うことができるようになる。また、オンライン取引を認証するための電子証明書である「e-Cert」は、今後4年間で400万枚の発行が見込まれており、この複雑な登録管理が「UniCERT」利用される。なお、今回のセキュリティサービスの提供では米HP社と協業した。http://www.baltimore.co.jp/news_events/press/press.asp?prid=305