Webサービスをはじめとするさまざまなサービスを利用する際に自分自身のアクセスの痕跡を残したくない人は多いと思う。 安全そうじゃないECサイトとか、事故で個人情報が閲覧可能になっているサイトに自分の情報がないか探す場合とか、いろいろなケースが想定される。 というか、そもそもWEBを見る時に、勝手にさまざまな情報を抜き取られるの自体腹にすえかねるという意見もある。>> あまりにも有名な Anonymizer Webサービスで足跡を残さないためには、Anonymizer というあまりにも有名なサービスがある。 Anonymizer http://www.anonymizer.com/ Anonymizer経由でアクセスするとアクセス先に自分のIPなどの痕跡を残さないですむし、 cookie などもブロックしてくれる。もちろん、勝手にブラウザがWEBサーバに吐き出す各種情報(ブラウザ種別、OSなどなど)もブロックしてくれる。sslにも対応しているようである。無料サービスと有料サービスがあり、無料サービスは基本的なWEBブラウジングのみに機能が限定されているようである。>> 個人情報登録不要、全利用者共通IDの無料プロバイダ 単純で追跡が困難なアクセス方法としては個人情報の登録が不要な無料プロバイダを使うのが簡単である。最近は、2ちゃんねるプロバイダーとかいうものが登場している。 アルファ無料接続サービス http://www.alpha-net.ne.jp/muryou/index.html Soloot http://soloot.jp/ 2ちゃんねるプロバイダー http://isp.2ch.net/ 個人的には、すべての利用者が同一のIDを共用するアルファや Soloot が好みである。できるだけアクセス者を特定できるものは排除したい。 公衆電話からダイヤルアップすれば事実上追跡は不可能と考えられる。べたべたIPやら情報を残してもプロバイダまではたどれてもその先はたどることが困難である。そもそも個人情報を登録していないのである。 電話代がもったいないが、やばそうなWEBサイトを訪れる際には活用してみたい。>> 少々ヤバイのであるが、無線LAN の勝手利用 LANカードを使い捨て 無線LANの危険性が叫ばれて久しいがいまだに誰でもアクセスできる状態のアクセスポイントがある。オフィス街はもちろん住宅街、マンションなどいろいろなところで無線を感知することができる。このアクセスポイントを利用すれば常時接続で快適なインターネットの利用が可能である。 もちろん、そのようなことをする時は、あらかじめ使い捨ててかまわない無線LANカードを用意し、それでアクセスする。ネットワーク機器には固有のアドレスが振られているため、まんがいち事件になりログが残されていたりした場合、そのアドレスでマシンが特定される危険性がある。無線LANカードは数千円で販売されているので、目的によっては安全を確保する対価としては安価なこともあるであろう。>> ホットスポット利用 LANカードを使い捨て 個人情報登録しないで利用できるホットスポットサービスを利用することもできる。最近のネットカフェはホットスポットを併設しているのはいいが、会員登録の際に身分証明書とか自分あての郵便物を提示させ、個人情報の登録をさせるところが多い。しかし、持ち合わせていないと言うととりあえず仮IDを発行して利用させてくれる場所も少なくない。>> 過激な方法=クレジットカード利用でプロバイダのID入手 もちろん、これは明らかに法に触れるのであるが、オンラインサインアップするとその場で仮IDを発行してくれるプロバイダがある。もちろん、オンラインサインアップの際には、前回ご紹介したクレジットカード決済を使うことも可能である。 にせの個人情報で仮IDを入手してアクセスすることができる。>> というわけで さまざまな方法があるわけであるが、これらをうまく使うことによって、安全にWEBを利用することが可能になる。関連資料 ここが危ないインターネット クレジットカードの落とし穴(2003.7.31) https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/10727.html 辛口コラム集「PrisonerLangley the column vol.01」 https://www.netsecurity.ne.jp/article/10/10589.html[ Prisoner Langley]