<Microsoft> ▽ Microsoft Outlook Express Microsoft Outlook Expressのバージョン5.5およびそれ6.0は、リモートからターゲットのクライアント上で任意のコードを実行されるセキュリティホールが存在する。リモートの攻撃者は、プレーンテキストのメールメッセージにスクリプティングコードやHTMLを埋め込み、ターゲットのクライアント上で実行できる可能性がある。
▽ Microsoft Windows Media Player Microsoft Windows Media Playerのバージョン8およびそれ以前は、リモートからターゲットコンピュータ上で任意のコードを実行されるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に特別に細工されたASFを埋め込んだHTMLメールを送信され、ターゲットユーザ開いたとたんにシステム上で任意のコードが実行される可能性がある。
▽ Windows NT Server Windows NT Server 4.0およびTerminal Server Editionは、機能のひとつに問題が存在し、特定の過度に長いパラメータが渡された場合この機能が所有しないメモリが解放されることが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、攻撃者にDoS攻撃やプログラムの実行が行われる可能性がある。 [更新]
▽ Microsoft DirectX Microsoft DirectXのDirectShowは、細工されたMIDIファイルを適切にチェックしていないことが原因で、バッファオーバーフローの問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートから任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
▽ Windows RPC DCOM WindowsのRPC DCOMインタフェースは、細工されたメッセージを適切にチェックしていないことが原因で、DoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にサービスをクラッシュされる可能性がある。 [更新]
▽ WindowMaker Window Maker は適切なチェックをしていないことが原因で、バッファオーバーフローの問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから DoS 攻撃を受ける可能性がある。 [更新]
▽ TrueType Font Server TrueType Font Server for X11のバージョン1.4は、ユーザの入力を適切にチェックしていないことが原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行されたり、xfsttデーモンをクラッシュされる可能性がある。 [更新]
▽ Linux-PAM Linux-PAM(Pluggable Authentication Modules for Linux)のバージョン0.77およびそれ以前は、pam_wheelモジュールが不安定にgetlogin()機能を処理することが原因で、セキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。[更新]
<SunOS/Solaris> ▽ Sun RPC Sun Solaris 8は、以前提供されたパッチ108993-14〜108993-19(sparc)、(108994-14〜108994-19(x86)が原因で、セキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、automountd(1M)デーモンプログラムに対して攻撃者にローカルからDoS攻撃を受け、プロセスをクラッシュされる可能性がある。また、LDAPクライアントシステム上ではOpenSSHによる認証(tls:simple)が不能になるバグも発生する可能性がある。
▽ Solaris 8 Solaris 8はDoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルあるいはリモートの攻撃者に不正なIPv6パケットによってシステムパニックを引き起こされる可能性がある。 [更新]
<Mac OS X> ▽ Workgroup Manager Workgroup Managerは設定したパスワードを適切に取り扱っていないことが原因で、セキュリティホールが存在する。これによりWorkgroup Managerによって新規登録されたアカウントのパスワードが適用されない可能性がある。 [更新]
▽ QuickTime / Darwin QuickTime Streaming ServerおよびDarwin's Streaming Serverのバージョン4.1.3e以前は、複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。[更新]
<Linux共通> ▽ Kernel Linux kernelのバージョン2.4および2.5は、strncpy機能が原因でローカルから機密性の高い情報を奪取されるセキュリティホールが存在する。