警察庁は5月12日、「不正アクセス行為対策の実態調査」報告書を公開した。同調査は、ネット上での不正アクセスに関する現状を把握することにより、不正アクセス行為からの防御に関する意識の啓発および知識の普及を行うとともに、今後の運用資料として活用するというもの。調査対象は、全国から偏りなく抽出した、企業、教育関連、行政サービス機関、1,980件。調査方法は、調査票への回答を求める「郵送調査」方式が採用された。公開された報告書には、情報システムの被害、不正アクセス等の被害状況、具体的な攻撃に対する情報セキュリティ対策などのへの回答がまとめられている。http://www.npa.go.jp/hightech/cyberterror/nsresearch07/