▽ Microsoft Content Management Server Microsoft Content Management Server (MCMS) に含まれるASP ファイルにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が発見された。この問題を利用することにより、個人情報や重要な情報が漏洩する可能性がある。
▽ libc libcは、Sun RPCベースのlibcを使用するサービスにTCP接続してデータを読み取る際、タイムアウトメカニズムを提供していない。システムデーモンは適切なサービスを提供することができないことが原因で、セキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートから DoS 攻撃を受ける可能性がある。[更新]
□ 関連情報:
CERT/CC Vulnerability Note VU#266817 Multiple Sun RPC-based libc implementations fails to provide time-out mechanism when reading data from TCP connections http://www.kb.cert.org/vuls/id/266817
SGI Security Advisory 20021103-01-P Potential Denial of Service Vulnerability in RPC-based libc ftp://patches.sgi.com/support/free/security/advisories/20021103-01-P
▽ KDE KDEのコマンドシェルに、パラメーターを適切に処理出来ない問題が発見された。この問題を利用することにより、リモートの攻撃者がvicitimのデータのプライバシーを危険にさらすことができ、ファイルの削除、データへのアクセスや、特権を備えた任意のシェル・コマンドを実行することが可能となる。 [更新]