アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Pedestal Software社のIntegrity Protection Driver(IPD)で、ローカルで悪用される恐れのセキュリティ問題が発見された。攻撃者が保護機能をバイパスするカーネルモジュールの読み込みを不可能にするため、IPDはZwCreatFile()関数とZwOpenFile()関数を使用しており、この2つの関数を使えば「SYSTEMROOT%/system32/drivers/」ディレクトリー内にあるファイルへアクセスが出来なくなる。ところが、攻撃者がこのディレクトリーにシンボリックリンクを作成してこれらの関数を使用しファイルを改竄すると、IPDの保護機能のバイパスが可能になる。これは、未使用のモジュールを検知して上書きしてから読み込むことで簡単に実行できる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【12:13 GMT、01、07、2003】