ベンダーがIntegrity Protection Driverに対するセキュリティアップデートをリリース | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

ベンダーがIntegrity Protection Driverに対するセキュリティアップデートをリリース

 アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Pedestal Software社のIntegrity Protection Driver(IPD)で、ローカルで悪用される恐れのセキュリティ問題が発見された。攻撃者が保護機能をバイパスするカーネルモジュールの読み込みを不可能にするため、IPDはZw

国際 海外情報
 アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Pedestal Software社のIntegrity Protection Driver(IPD)で、ローカルで悪用される恐れのセキュリティ問題が発見された。攻撃者が保護機能をバイパスするカーネルモジュールの読み込みを不可能にするため、IPDはZwCreatFile()関数とZwOpenFile()関数を使用しており、この2つの関数を使えば「SYSTEMROOT%/system32/drivers/」ディレクトリー内にあるファイルへアクセスが出来なくなる。ところが、攻撃者がこのディレクトリーにシンボリックリンクを作成してこれらの関数を使用しファイルを改竄すると、IPDの保護機能のバイパスが可能になる。これは、未使用のモジュールを検知して上書きしてから読み込むことで簡単に実行できる。


※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン
 ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。
 アイディフェンス社の iAlert サービスについて
 http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml
 情報の内容は以下の時点におけるものです
 【12:13 GMT、01、07、2003】
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×