アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、ZSpyは、Delphiで書かれている新種のバックドア型トロイの木馬である。サイズは281,600バイトで、通常、電子メールなどのファイル共有媒体を介して他のコンピューターに拡散する。ZSpyは、「zspy.exe」という名前でWindowsのシステムディレクトリーに自己コピーを作成しようと試みる。次に、Windowsの起動時に当該トロイの木馬を実行するようにWindowsのリジストリを編集する。一旦、ZSpyをインストールすると、ポート1979と1980でリモート攻撃者からのコマンドを聞こうとする。接続すると、攻撃者はパスワードやその他の機密情報を盗み出し、ローカル設定の改竄やファイル管理の実行、攻撃用プログラムの追加インストールやその他の不正行為を実行することが可能となる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【14:51 GMT、11、27、2002】