リモートで悪用可能なバッファオーバーフローの脆弱が発見されたMelange Chat System

　アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Christian Walter氏のMelange Chat Systemは、チャットサーバーにバッファオーバーフローが含まれ、これによって攻撃者はリモートでアプリケーションをクラッシュさせたり、場合によっては任意のコードを実行すること

国際海外情報

2002年11月27日（水） 12時00分

　アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Christian Walter氏のMelange Chat Systemは、チャットサーバーにバッファオーバーフローが含まれ、これによって攻撃者はリモートでアプリケーションをクラッシュさせたり、場合によっては任意のコードを実行することが可能となる。msgTextバッファをオーバーフローさせることが可能なため、攻撃者がフレームポインタとインストラクションポインタの最後のバイトを制御することが出来る。攻撃者がインストラクションポインタを「move %ebp, %esp」や、このようなmoveへジャンプするよう改ざんし、%ebp内に任意のインストラクションアドレスを挿入することが出来た場合、攻撃者は問題のチャットサーバーを実行しているユーザーの権限を使ってシステムにアクセス可能となる。

※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン
　（ http://www.idefense.co.jp/ ）より提供いただいております。
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　情報の内容は以下の時点におけるものです
　【11:33 GMT、11、25、2002】

《ScanNetSecurity》