アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Richard Heyes氏の V-webmailで複数の脆弱性が報告されているが、これらはリモート攻撃者に対して、同脆弱性が存在するシステムのローカル権限を提供してしまう。V-webmailはウェブベースの電子メールアプリケーションで、任意のファイルの表示、任意のファイルの作成、任意のコマンドの実行の3つの脆弱性が含まれている。認証ユーザーはファイル名をmboxパラメータ値としてスクリプトemail.list.phpに与えることで、同ウェブプロセスを実行しているユーザーの権限で任意のファイルのコンテンツを表示することが可能となる。また、スクリプトemail.folders.phpはフォルダの作成に使用されるが、ディレクトリートラバーサル攻撃に対する脆弱性が存在しており、認証ユーザーが同ウェブプロセスを実行しているユーザーの権限でファイルシステムの任意の場所にmailboxファイルを作成することが可能となる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【11:41 GMT、11、25、2002】