◆概要: 先頃公開されたCIA (米国中央情報局)レポートは、対米サイバー攻撃を仕掛ける可能性が最も高いグループとして、過激派グループのアルカイダとスンニー派を挙げている。当該記事によれば、これらのグループは「効果的なサイバー攻撃手段の確立に必要なサイバースキル開発の意図および強い希望を有している」。さらに、ヒズボラとアレフ(前オウム真理教)も、危険集団として挙げられている。 当該記事は、2002年4月8日に議会に提出されたものである。また、「米国の重要インフラストラクチャーシステムに対するサイバー攻撃は、テロリストによるターゲット情報および攻撃に必要なテクノロジーの入手に伴い、さらに実行可能性の高いオプションとなる見込みである」と締めくくっている。 さらに、「アルカイダとヒズボラを含むさまざまなテロリスト集団では、インターネットとコンピューターテクノロジーの利用における熟達度が向上している」と付け加えている。 情報ソース:・CNET News ( http://news.com.com/2100-1023-963771.html?tag=cd_mn ) , Oct. 29, 2002・CIA, U.S. Congress ( http://www.fas.org/irp/congress/2002_hr/020602cia.html ) , April 08, 2002◆キーワード: Cyber terrorists Al Qaeda Critical infrastructure protection/CIP Terrorism Afghanistan Japan Pakistan United States◆分析: (iDEFENSE 米国) 今後のiDEFENSEレポートでは、これらのグループの情報、予想されるサイバー攻撃能力と今後の活動計画の可能性に関する報告を続ける予定である。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです。 【12:40 GMT、11、04、2002】