アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、The Debian Projectが、一般的に印刷システムの一部としてインストールされるコンポーネント、html2psのセキュリティアップデートを発表した。アップデートはhtml2psのリモート悪用可能な欠陥である、フィルターでHTMLファイルをポストスクリプトに変換し印刷できる点を修正する。攻撃者はデータをhtml2psに受け渡し、lpユーザー(デフォルトで印刷に使用されるアカウント)としてコマンドを実行できる状態であった。攻撃用プログラムは一般公開されていないが、欠陥の影響の大きさと悪用の容易さから、今後ハッカーコミュニティーで攻撃用プログラムが公開される可能性は高い。尚、このパッケージはSuSE Linuxでデフォルトでインストールされる。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml