アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、これまでOpaservに関して報告されてきた事に反して、Opaservが複数のWindowsオペレーティングシステムに含まれる既知の脆弱性を悪用することが判明した。マイクロソフトセキュリティ情報MS00-072の「共有レベルのパスワード」の脆弱性は、Microsoft Windows 9x及びWindows Meオペレーティングシステムに存在するものである。Opaservは、この脆弱性を悪用して、NetBIOSの脆弱性を含むオペレーティングシステムへのアクセスを取得する。尚、総当り(ブルートフォース)攻撃を防ぐため、パスワードの対策を施したとしても、Opaservの攻撃によるアクセスを防止することはできない。