独立行政法人通信総合研究所と日本電気株式会社(NEC)は、コンピュータウイルスやサイバーテロなどに対応するための「抗脆弱性クラスタ実験技術システム」を共同で構築、ネットワークセキュリティに関する研究開発の効率化を図るとともに、セキュリティ技術の評価実験などを開始した。同システムは、ウイルス感染に対処する方法や、不正アクセスなどのアタックに対処する方法などを実験するもので、仮想マシンソフトウェア(VMware GSX Server)の活用により、物理的には4台のサーバを、仮想的に最大32台にまで拡張した実験環境を構築可能。また、さまざまなハード構成・ソフト構成・ネットワーク構成の実験システムを擬似的に構築でき、さらに、この実験環境をライブラリに保存し再利用できるため、実験の効率化が図れる。http://www.nec.co.jp/press/ja/0209/1101.html