独立行政法人通信総合研究所は9月11日、コンピュータウイルスやサイバーテロなどに対応するための「抗脆弱性クラスタ実験技術システム」を、日本電気株式会社と共同で構築したと発表した。ネットワークセキュリティに関する研究開発の効率化を図るとともに、セキュリティ技術の評価実験などを開始した。このシステムは、コンピュータウイルスの感染に対処する方法や、不正アクセスなどのアタックに対処する方法などを実験するためのシステム。仮想マシンソフトウェア(VMware GSX Server)を活用し、物理的には4台のサーバを、仮想的に最大32台にまで拡張した実験環境を実現することが可能。http://www.nec.co.jp/press/ja/0209/1101.html