トレンドマイクロ株式会社は7月5日、2002年度上半期(1月1日〜6月30日)ウイルス感染被害レポートを発表した。同レポートによる上半期の第1位は「WORM_KLEZ」で被害件数は9,999件、第2位は「WORM_BADTRANS.B」で7365件の被害が報告されており、両ワームが被害件数の大半を占めている。全体の報告件数は28,938件。この数は、2001年度1年間の総計25,644件を半年ではるかに超えている。現在、WORM_KLEZの被害は減少傾向にあるが、3位の「JS_EXCEPTION.B」のようなJavaScript型ウイルスが流行しており、注意が必要としている。http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/report/mvr2002_1.asp