アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、アドビシステムズ社のAcrobat Reader (acroread) アプリケーションのバージョン5.05には、シンボリックリンク(symlink) 攻撃を防止する修正が含まれている。この攻撃により、他のターゲットファイルのコンテンツが破壊される。旧バージョンのacroread では、.pdf ファイルをオープンまたは印刷すると、全ユーザーによる書き込みが可能な一時ファイルが/tmp ディレクトリーに作成された。攻撃者は、acroreadが作成および利用する一時ファイルのひとつと同名のsymlink を作成して、ホスト上の他のターゲットファイルにリンクする。このsymlinkにアクセスするたびに、ターゲットファイルのコンテンツが上書きされてしまう。※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。 アイディフェンス社の iAlert サービスについて http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml 情報の内容は以下の時点におけるものです 【16:21 GMT、06、21、2002】