[翻訳:関谷 麻美]2002年3月10日概要 拡張ストアド・プロシージャ xp_dirtree は、全てのユーザが既定ドライブもしくはフォルダのサブディレクトリを検索することを可能にする。このストアド・プロシージャにあるセキュリティ上の脆弱性を利用して攻撃者は、任意の関数や実行可能コードにより使用される内部バッファをオーバフローさせる。詳細影響を受けるシステム * Microsoft SQL Server 7 の全てのサービスパックと修正プログラム、バージョン 7.00.1021長い文字列が与えられた時、バッファ・オーバーフローは発生する。xp_dirtree 'XXXXXX...X' このフォームの場合、文字列の変換により利用することは困難だ。しかし、以下のように Unicode としてパラメータを渡す。xp_dirtree N'XXXXXX...X' すると、文字列の変換はなく、サーバをクラッシュさせてバッファ・オーバーフローを利用することができる。Unicode のバッファ・オーバーフローは若干難しいが、不可能ではない。回避方法拡張ストア・プロシージャとその DLL を取り除く。ベンダーの対応マイクロソフトからの連絡はない。追加情報c c がこの情報を提供した。[情報提供:SecuriTeam]http://www.securiteam.com/