三洋電機株式会社は、半導体部門の子会社6社の出資により、独自の半導体デバイスと米・加企業の技術を融合した、セキュリティシステム機器の合弁会社を4月1日に設立すると発表した。新会社名はセキュリティアート。新会社では、三洋電機セミコンダクターが開発した近赤外線CCDイメージセンサーや東京テクノロジーセンターが開発した感圧式指紋センサーなど、個人認証やセキュリティ用途向けの特長ある半導体デバイスを利用したセキュリティシステムの構築を行うほか、顔面認証技術を持つカナダのイメージステクノロジーズ社等とも技術提携を行い、個人認証、物品認証、セキュリティ関連の基礎技術の提供、モジュールやシステムの開発を進めていく。代表者は小山博。資本金は1億8000万円。http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0203news-j/0312-1.html