アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Qualcomm Inc.のqpopperのTCPポート110に、2048個の文字列を受け渡すと無限ループに入り、大量のシステムリソースを消費して、プロセスを中止しなければならなくなる問題が発見された。この脆弱性が利用されると、ユーザーは企業電子メールのPOP3電子メールにアクセスできなくなる可能性がある。現在、Red Hat Linux 7.2で動作するバージョン4.0.1と4.0.3でこの脆弱性が確認されており、4.0.2は脆弱でないことが確認されている。しかしながら、バージョン4.0.2でもこの現象が発生する可能性は高い。