3月1日、北海道札幌市のインターネットニュースサイト「BNN」は、富士通北海道システムエンジニアリングのサーバにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が発見されたと発表した。 富士通北海道システムエンジニアリングは、インターネットプロバイダやホスティング事業を行っており、金融機関や教育機関など多数の企業が、同社にホスティングしている。 同社のサーバに存在した脆弱性は、当然、同社にホスティングしている web にも脆弱性が存在している。 そのため、クロスサイトスクリプティングを利用したクッキー情報の奪取などの危険性が、多数の企業におよんでいる。 今回発見された脆弱性は、比較的簡単に対処できるものであり、サーバ設定時の見落としが原因と推定される。 ホスティングサービスなど、多くの企業にサーバ環境を提供する業務は、そのサーバに脆弱性が存在した場合の影響が大きい。それだけ社会的責任の大きな業務ということができる。 社会的責任を認識した責任ある対応をのぞみたい。http://www.bnn-s.com/bnn/bnnTopics?news_cd=220011023681(詳しくはScan Daily EXpressおよびScan 本誌をご覧下さい) http://vagabond.co.jp/vv/m-sdex.htm http://vagabond.co.jp/vv/m-sc.htm