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2018.06.22(金)

IISCrackがISSサーバを攻撃 〜IISCrack Attacks IIS Servers〜

国際 海外情報

◆概要:
 バックドア型トロイの木馬であるIISCrackがマイクロソフト社のインターネット情報サービス(IIS)サーバーを攻撃している。このウイルスをコンピューターに侵入するためにシステムレベルのアクセスをリモート攻撃者に与えるダイナミックリンクライブラリ(DLL)ファイルであるとシマンテック社は報告している。

 感染したファイルを実行するユーザーが、スクリプトディレクトリーにファイルをコピーできるシステムレベルのアクセス権を持っていないとIISCrackは正しくインストールされない。IISCrackはDLLファイルをサーバーにコピーし、リモートでコンピューターにコマンドを送信する。IISCrackには、リモート攻撃者が感染したDLLファイルをコピーできるサーバへのアクセス権を取得するか、ユーザーがこのような動作をサポートする悪意のあるファイルを実行する必要がある。

◇別名:
Backdoor.IISCrack.dll

◆情報ソース:
・iDEFENSE Intelligence Operations, Feb.14, 2002
・Symantec Corp.
http://www.symantec.com/avcenter/venc/data/backdoor.iiscrack.dll.html ),Feb. 13, 2002
・ Neophasis
http://archives.neohapsis.com/archives/sf/pentest/2001-08/0113.html ), Aug.21, 2001

◆分析:
(iDEFENSE 米国)シマンテック社では、この新しい悪意のあるコードについてあまり多くの情報を提供していない。調査によると、シマンテック社は、2001年8月からIISCrackの報告に着手している。

 2001年8月21日、Entercept社が新しいIISの脆弱性に関する勧告を発表した。同日、IISCrackと呼ばれる新しいツールがダウンロード用に水面下でリリースされた。このツールは、水面下ではまだ幅広く入手でき、DDLの設定方法やIISサーバーへの感染攻撃方法などの指示も添付されている。

◆検知方法:
 スクリプトディレクトリーに新しいDLLがないかどうか、または異常な通信がないかどうかを確認する。

◆リカバリー方法:
 IISCrackに関連するすべてのファイルを削除する。IISCrackはトロイの木馬ウイルスであるため、侵入されたシステムに悪意のあるほかのコードがインストールされている可能性がある。この場合、ウイルスの完全な排除には、オペレーティングシステムの再インストールが必要な場合がある。

◆暫定処置:
 マイクロソフト社が公開している
http://www.microsoft.com/technet/treeview/default.asp?url=/technet/security/bulletin/MS01-044.aspからIISの累積パッチをインストールして、IISCrackおよび関連する攻撃に対する保護を行う。

◆ベンダー情報:
 シマンテック社のアンチウイルスソフトウェアは、現在この悪意のあるコードに対する駆除が可能である。ほかのアンチウイルスソフトウェアでも、経験則を用いてこのコードの検知が可能のようだ。

※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン
 ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。
 情報の内容は以下の時点におけるものです。
 【20:47 GMT、02、14、2002】

《ScanNetSecurity》

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