米国在住のテロリスト支援グループのウェブサイトが今なおアクティブに活動を継続 | ScanNetSecurity
2024.03.30(土)

米国在住のテロリスト支援グループのウェブサイトが今なおアクティブに活動を継続

概要:
 米国に拠点を持ちテロを支援する3つのグループのうち、2つのグループが運営するウェブサイトが、2001年12月24日現在で、それぞれ今なお発信を続けているとともに、テロに賛同する募金を集める体制を整えていることが明らかになった。米国政府は、「Holy Land F

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概要:
 米国に拠点を持ちテロを支援する3つのグループのうち、2つのグループが運営するウェブサイトが、2001年12月24日現在で、それぞれ今なお発信を続けているとともに、テロに賛同する募金を集める体制を整えていることが明らかになった。米国政府は、「Holy Land Foundation for Relief and Development」、「GlobalRelief Foundation」および「Benevolence International Foundation」と呼ばれるこれら3つのグループを、イスラム過激派によるテロを支援する目的で、世界規模で資金を集めているグループに指定した。

 12月24日米国東部時間午後7時30分時点の確認では、2つのグループのウェブサイトが、それぞれ http://www.hlf.org および http://www.grf.org でアクセス可能かつ通常の運営をしていることが判明している。3つ目のグループのウェブサイトは、http://www.benevolence.org のURLを持つが、この時点ではアクセス不能であった。


情報ソース:
Newsbytes.com Dec. 21,2001
http://www.newsbytes.com/news/01/173189.html
Compulenta.ru Dec.21, 2001
http://www.compulenta.ru/news/2001/12/21/23503/
Holy Land Foundation website Dec. 24, 2001
http://www.hlf.org
Global Relief Foundation website Dec. 24, 2001
http://www.grf.org
Benevolence International Foundation website (not accessible error,), Dec. 24, 2001
http://www.benevolence.org


分析:
(iDEFENSE 米国) http://www.hlf.orgおよび http://www.benevolence.orgの両URLは、テキサス州リチャードソンにあるInfoCom Corporation社が運営している。このことから、仮に後者のURLが米国政府がテロリスト支援サイトに指定したことで運営を停止したのであれば、なぜ今回、一方がアクセス不能で、もう一方がなおもアクセス可能であるのか、詳細は不明のままである。


(詳しくはScan Daily EXpress本誌をご覧下さい)
http://vagabond.co.jp/vv/m-sdex.htm

※この情報はiDEFENSE社( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。情報の内容は以下の時点におけるものです
【20:36 GMT、12、26、2001】

《ScanNetSecurity》

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