Internet Explorer の XMLHTTP で、ローカルのファイル コンテンツが暴露される問題
概要:
マイクロソフト社の Internet Explorer(IE)をリモートで実行することによって、ユーザーのハードディスクにあるファイルへのアクセスが可能となってしまう。この問題は、XMLHTTP ActiveX オブジェクトに埋め込まれたバグが原因であることが報告されている。X
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概要: マイクロソフト社の Internet Explorer(IE)をリモートで実行することによって、ユーザーのハードディスクにあるファイルへのアクセスが可能となってしまう。この問題は、XMLHTTP ActiveX オブジェクトに埋め込まれたバグが原因であることが報告されている。XMLHTTP は、マイクロソフト社の XML DOM(ドキュメントオブジェクト モデル)コンポーネントのの一部。このオブジェクトは本来、クライアントが HTTP プロトコルを介してリモート サーバー上の XML ドキュメントにアクセスできるように設計されたものである。しかし、XMLHTTP オブジェクトを使ってローカルファイルにアクセスすることができてしまう。
このバグは、ウェブページか HTML 形式の電子メールのメッセージ部分に悪意のあるコードを配置することで利用できる。ローカルファイルのコンテンツを入手するには、攻撃者がそのファイルの名前と保存場所を知っている必要があるが、多くのシステムファイルはデフォルトの場所に保存されているため、簡単に攻撃の的となってしまう。