概要: Fransisco Burzi のPHP NukeおよびPostNukeウェブサイト生成/メンテナンスツールによって作成されたクッキーがbase64でエンコードされているので、それらにアクセスできる攻撃者はユーザのログイン情報にアクセス可能になる。ユーザがPHP Nukeで作成されたウェブサイトにアクセスし認証するとユーザの信任情報を含むクッキーが生成される。このクッキーは比較的単純なbase64暗号を使用しエンコードされている。攻撃者はユーザのクッキーにアクセスすることができれば暗号解読が比較的容易な為、ユーザの信任情報を取得する事が出来る。情報ソース:iSecureLabs.com Nov. 22, 2001http://www.isecurelabs.com/article.php?sid=230分析: 上記の情報を入手すれば攻撃者は保全措置の取られているウェブサイトに不正アクセスできるが、実際にクッキーが使っている情報が必要である。従い、その他全てのパッチが充てられているとして、内部協力者あるいはソーシャルエンジニアリングが行われない限り現実的にこの脆弱性を利用する事は難しい。 検知方法: PHP Nuke 5.1およびPost-Nuke 0.6.4が対象 (詳しくはScan Daily EXpress本誌をご覧下さい) http://vagabond.co.jp/vv/m-sdex.htm※この情報はiDEFENSE社( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。情報の内容は以下の時点におけるものです【21:36 GMT、11、26、2001】