下院政府改革委員会のStephen Horn下院議員(共和党、カリフォルニア州選出)は11月9日の公聴会で「米同時多発テロ発生以降、空港やビルの警備がさらに厳しさを増す一方で、政府機関のコンピュータ・ネットワークはハッカーやテロリストの攻撃に対し未だ脆弱である」と指摘した。同氏によると、国防総省、商務省、エネルギー省、司法省、財務省を含む約三分の二の政府機関が昨年9月に下されたセキュリティ評価 D からF ランクに下がり、落第の烙印を押された。調査対象となった24の政府機関の中で最も評価が高かったのは、国立科学財団の"B+"だった。その他、社会保障庁が"C+"、NASAは"C-"となっている。