分析: Silver Lordsのアルカィーダ親派宣言は始めての事ではない。(2001年10月23日 ID#105974) しかし、今回は改ざんに同調した複数のハッキング・グループ間で協力しあう事により、大きな改ざんキャンペーンに発展する恐れがある。また、メッセージには、改ざんは行うがデータ破壊などは行わないと宣言している。インド系のサイト及びイスラエル系のサイトが最も攻撃される可能性が高い。メッセージの終わりにはすべて大文字で""INDIANS STOP TAKING ADVANTAGE OF THE SITUATION IN AFGHANISTAN, WE KNOW HOW TO DEFEND OURSELVES."(訳文:インド人よ、今回のアフガニスタンの紛争を利用するな。我々も防衛手段はもっている。) また、イスラエル・パレスチナ問題に関して、"イスラエルのパレスチナ侵攻に対する支援を止めろ"、"イスラエルのシャロン首相に同情するな"などと書かれており、米国や英国も攻撃も受ける対象になる。但し、今回のキャンペーンはアフガンニスタン問題に焦点を置き、世界中に自らの思想をメッセージとして伝えるという目的があり、各国とも注意をすべきであろう。