日本ネットワークアソシエイツ株式会社は、ソフトウェアとハードウェアの一体型ウイルス対策アプライアンス製品「WebShield e250 Appliance」と、統合管理ツール「McAfee ePolicy Orchestrator 2.5」を発表した。「WebShield e250 Appliance」は、大規模ネットワーク向けのゲートウェイウイルス対策アプライアンス「WebShield e500 Appliance」の廉価版。CPUやハードディスクなどのスペックダウンにより、低コスト化を実現した物だが、搭載されているソフトウェアの変更は無し。トラフィックがそれほど多くない、主に中小規模のネットワーク向けの製品だ。機能はHTTPやSMTPなどのプロトコルのチェック、ウイルス対策エンジン、コンテンツフィルタリングなどを搭載している。価格は本体のみで1,750,000円となっており、サポート料金が別途に年間426,000円。その他に、2台目やバックアップ用のスタンバイ機などを、安価に提供するサービスもある。 併せて発表された統合管理ツール「McAfee ePolicy Orchestrator 2.5」は、ネットワーク内のセキュリティポリシーを一元管理することができる。管理者は自分のマシンから、社内のクライアントマシンにインストールされているウイルス対策ソフトなど、セキュリティ対策製品の更新を一括して行うことが可能。入れ替え時の時間を大幅に削減できるほか、セキュリティ対策環境の統一化などを容易に行う事ができる。本バージョンでは、新たにデータベースとしてSQL Server2000のサポート、クライアントとしてWindows XPの対応、通信速度の改善などが行われている。http://www.nai.com/japan/prelease/pr_01B.asp?pr=01/11/14