不正中継を続ける法務省のメールサーバ スパムメールの温床になる危険性 | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

不正中継を続ける法務省のメールサーバ スパムメールの温床になる危険性

 昨日、本誌あてに、法務省のメールサーバを不正に中継したメールが届いた。編集部で確認したところ、間違いなく法務省のメールサーバを不正中継したものであった。メール差出人は、すでに、法務省にメールサーバの状態についての注意をメールしており、いつまでたって

製品・サービス・業界動向 業界動向
 昨日、本誌あてに、法務省のメールサーバを不正に中継したメールが届いた。編集部で確認したところ、間違いなく法務省のメールサーバを不正中継したものであった。メール差出人は、すでに、法務省にメールサーバの状態についての注意をメールしており、いつまでたっても対策をとらない法務省にあきれて本誌にメールしてきたものであった。

 弊誌では、すでに11月7日に、法務省のメールサーバが不正中継を受け付けるサーバであることを報告した。
 法務省のメールサーバが、不正中継を受け付ける設定になっていることは、弊誌が発見するよりも早く、不正中継の措置を行っていないSMTPサーバをリストアップしているサイトORBZ のデータベースに登録されていた。

 現在のところ、法務省のサーバでは、いまのところ不正中継を阻止する設定がなされておらず、外部からの利用がし放題になっている。

 社会的に、スパムメールが問題視されている状況で、法務省自身がスパムメールの温床となる不正中継を自由に行わせているのは、常識的には考えられないことである。

 関係各位の迅速な対処を心から望むものである。


法務省アドレスの不審メール 不正中継DBに登録されていた法務省サーバ
(2001.11.7)
https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/3209.html


(詳しくはScan本誌をご覧下さい)
http://www.vagabond.co.jp/vv/m-sc.htm


《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×