米コンピュータ・アソシエイツ社は、米国同時テロ攻撃を利用してユーザーに電子メールの添付書類を開かせ、ウイルスを発現させる新しいタイプのコンピュータウイルスについて助言を発表した。同ウイルスは、本文に戦争に賛成または反対の投票ができるようなメッセージが書かれているため、受け取った人はつい添付書類をクリックしてしまう恐れがあるが、感染した場合は、autoexec.batファイルを変更し、ユーザーがコンピュータをリブートすると、Windowsディレクトリのファイルをすべて削除し、C:ドライブを再フォーマットしてしまう悪質なもの。同社では、同ウイルスを危険度「中」から「高」のウイルスに分類している。http://www.caj.co.jp/press/2001/10/bornevirus.htm