添付ファイルを開けてしまうとマイクロソフト社アウトルックの住所録にあるアドレスに転送され繁殖する仕組みなっている。次のこのウイルスVote.Aは、サイトパスワードを盗むトロイの木馬(TimeUpdate.exe)を us.f1.yahoofs.com からダウンロードし、実行しようとする。ほとんどの主なアンチウイルスソフトはTrojan.Barrioとして検知し警報する。 その後、デフォルトでのインストール中に新たに作成されるフォルダーのユーティリィティ(例:C:Program FilesMcAfeeVirusScan95)の内容を削除に取り掛かる。次にワームは、<Windows folder>aCker.vbs 及び<Windows System folder>MixDaLaL.vbsの二つのファイルを保存する。 更にVote.Aは、コマンドファイルC:¥Autoexec.batの新規作成か、上書きを行い、バッチファイル内にあるecho Y | format C がウインドウズ(95/98/Me及びDOS)の起動時に作動してハードディスクのフォーマットを試みる。
C:Autoexec.bat内にあるecho Y | format C:を削除する為にはテキストエディターを使用する。書き換えられたHTMLは全て削除して(殆どのHTMLは書き換えられている可能性が高い、ファイルのサイズは1Kb前後)バックアップからの削除されたファイルや壊れたファイルのリカバリーを行う。