トレンドマイクロ株式会社は、個人向けアンチウイルスソフトの新バージョン「ウイルスバスター2002」を発表した。今回発表された製品は、新たにブロードバンドインターネットなどの常時接続に対応した物で、前バージョンで搭載されたパーソナルファイアウォール機能が強化されている。従来製品に比べ、ネットワークのスループット速度が向上しているほか、マシンをネットワーク上で見えなくするクローキング機能などが新たに搭載された。 その他にも、トロイの木馬型ウイルスに感染した場合の自動修復機能や、緊急時にネットワークを切断する「緊急ロックシステム」を搭載。「緊急ロックシステム」では、常時接続のユーザーであっても、ボタン一つでネットへの接続を一時的に切断できる。これによりウイルスに感染した場合や、外部からの攻撃にあった場合でも、ネットへの接続そのものを切断できるので、被害の拡大を防ぐことが出来る。 また、今後登場が予想されるPDAのウイルス対策についても、従来はWeb上で配布されていたのに対し、PC版の機能として搭載。PC上でアップデートしたウイルス定義ファイルをシンクロ時に更新するなど、新たに機能連携が行われるようになった。 なお、11月に発売されるマイクロソフトの新OSである「WindowsXP」に対しても正式にサポートされており、インターフェース部分もよりユーザーに分かりやすく改良されている。発売は11月2日、価格は8,500円だ。http://www.trendmicro.co.jp/company/news/news010913.htm
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